これであなたもパタンナー?
#02|パタンナー編

「デザイナーの想い」を
現実に再現できる?

パタンナー編。1枚の紙から、服の立体を生み出す仕事の、ホントの話をします。

ドレメの「パターンメーキング技術検定3級」
100%
受験者合格率が、3年連続

※2022〜2024年度実績(ドレメ公式データより)。
センスより先に、技術がちゃんと積み上がる場所です。

まず、これ。ひとつでも当てはまる?

実はこれ、現役パタンナーに向いていると言われる特徴そのものです。ここから、ひとつずつほどいていきます。

高校生の「思い込み」、3連発。

思い込み 1 地味で目立たない仕事? タップ
ホントは

たしかに黙々とした作業時間は長め。でも「自分が携わった商品が市場に出ること」「デザイナーや工場と協力して洋服を形にしていく達成感」が、やりがいとして語られる仕事でもあります。自分がひいたパターンが、実際に着られる服になって世に出ていく——それを何度も味わえる仕事です。

もちろん「地味な作業で周囲に評価されにくい」という苦労の声も実際にあります。派手さより、地道さがものを言う仕事だということです。

思い込み 2 デザイナーの指示通りに作るだけの仕事? タップ
ホントは

「服の設計図を書く仕事なので、誰よりもその服について理解していなければなりません」——現役パタンナーはそう語っています。ドレメの卒業生でパタンナーとして働く先輩も「平面(デザイン)を立体にするのがパタンナーなんです」と話していて、指示を受けるだけの仕事ではなく、デザインを実際に着られる形に変換する専門職です。

同じデザイン画でも、パタンナーが違えば出来上がる服が変わる——それくらい、繊細で技術のいる仕事です。

思い込み 3 センスが無いと無理? タップ
ホントは

実際は「パタンナーは技術力が勝負で、肩書きとしての学歴が問われることはほとんどない職種」。センスの有無より、技術の積み上げが評価される仕事です。

その「技術の証明」として使われているのが、パターンメーキング技術検定という資格。ドレメでは3級の受験者合格率が2022〜2024年度、3年連続100%——ゼロから積み上げた技術が、ちゃんと結果になっています。

知っておいてほしい3つのこと

  • 新卒でいきなり一人でパターンを任されることはほとんどありません。まずはパタンナーアシスタントとして現場に入り、経験を積みながら任される範囲を広げていく仕事です。
  • お給料は、新卒の初任給が月20万円前後からのスタート。経験1年未満の年収はおよそ253万円、1〜4年でおよそ276万円という調査もあり、最初は200万円台からのスタートになるのが現実です(平均年収は調査によって300万〜500万円台と幅があります)。
  • デザイナーから修正が多く出て、へこたれそうになることも。作業時間が長くなることもあり、「打たれ強さ」が求められる場面があるくらい、地道でタフな一面もあります。

なぜ正直に書くかというと——夢だけ見せて入学してもらう記事を、作りたくないからです。地道な部分も含めて知ったうえで「それでもやりたい」が、いちばん強いスタートだと思っています。

そもそもパタンナーって、"言われた通りに作る人"じゃない。

パタンナーの仕事は、デザイナーが描いたデザイン画や仕様書を読み解いて、服の設計図にあたる「パターン(型紙)」を作ること。デザイン画→ドレーピングやCADでの製図→パターン作成→トワル(試作品)でシルエットとサイズ感を確認→修正→サンプル完成後はデザイナーと一緒に着用感をチェックし、さらに調整——1枚の紙から服の立体を生み出す仕事です。

現場では、単なる「言われた通りに作る人」ではなく、デザイナーと対等に近い協働者。「サンプルが上がってきた時に見え方や仕様に問題はないかチェックするのもパタンナーの仕事。服の設計図を書く仕事なので、誰よりもその服について理解していなければなりません」と話す現役パタンナーもいます。

先輩たちの言葉。

頭の中のイメージを現実のものとして形作るのが好きなので、これまでなかったような新しいパターンを生み出せることが楽しい。

パリコレブランドで働く現役パタンナー

普段からさまざまな洋服を見て、着て、触れてください。頭で理解するのと身体で感じるのは全く別物。

パリコレブランドで働く現役パタンナー

「良いパタンナーになるには?」——良い服を着ること!

現役パタンナー

パタンナーになるまでの道のり——ドレメの場合。

  1. 高校生いまここ 服が好き。それだけで入口には立てます。
  2. ドレメ 1年目ファッション総合学科 ファッションを総合的に学んで、基礎を身につける。全てゼロからのスタート。デザイン画・縫製・パターンメーキング・スタイリング・色彩・CG
    まずファッションの「全部」に触れる1年です。全部に触れてから自分の道を決められるから、「まだ何がやりたいか分からない」まま入学して大丈夫。むしろここで見つかります。
  3. ドレメ 2年目コース選択 3つの中から自分の希望するコースを選びます——デザインクリエイト(服を生み出す側)/パターンテクニーク(服を形にする技術の側)/ビジネスディレクション(服を伝えて売る側)
    パタンナーを目指すならパターンテクニークコースへ。そして、ドレメ独自の一大イベント「:Dcreation(ディークリエーション)」で仲間とブランドを設立し、コンセプトからコレクションまで作り上げて発表します。学生のうちに「自分のブランドをやる」を経験できる、ドレメの心臓部です。
  4. 就職(まずはアシスタントから) サンプル製作やサポートで現場の経験を積む。
  5. パタンナーへ 実力が認められたら。ブランド、OEM、独立——道は一本じゃない。

ドレメから、パタンナーになった先輩。

パタンナー 藤林奈々さん
パタンナー
藤林 奈々ふじばやし なな

北海道江別高校出身。2018年度専攻科パタンナーソーイングオペレーター専攻卒業生。卒業審査会「:Dcreation」で着方をアレンジできるウェディングドレスを提案し、グランプリを受賞。卒業後は単身東京へ渡り、株式会社アンビデックスに入社。パタンナーとして活躍している。

きっかけは、中学の家庭科で初めてミシンに触れたこと。高校は生活デザイン科に進み、そこで見たドレメのファッションショーの迫力に圧倒されて、進路を決めました。

でも入社後1年半ほどは、一度もパターンをひかせてもらえなかったそう。まずは店頭でショップスタッフとして接客し、お客様のニーズを直に学ぶ日々。「良い服かどうかを決めるのはデザイナーでもパタンナーでもなくお客様ですから」。遠回りに見えたその経験が、今のパターンづくりを支えています。

平面(デザイン)を立体にするのがパタンナーなんです」。同じデザインでも、パタンナーが違えば出来上がる服が変わる——本当にミリ単位の戦い。プレッシャーは大きいけれど、その分やりがいも大きい仕事だと話します。

「好きなことを仕事にできて毎日楽しくて、今はすごく幸せですね。」
パターンへの想いを語る藤林さん

パターンへの想いを語る藤林さん。襟元から見えるシャツは自分でパターンひいた思い入れのあるシャツだそう。

ほかの職種も、のぞいてみる?

公式LINE特設ページ 資料請求 オープンキャンパス